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今日のにゃんこのお食事メニューは鶏肉のおじやである。猫の口の大きさに合わせて刻んだ鶏肉を沸騰させたお湯にいれて湯がき、出てきた灰汁を丁寧にとる。そこにご飯と一杯半ぐらい投入して、ご飯がふくれるまで鶏肉を潰しながらひらすら煮込んでいく。ご飯のでんぷん質でとろみは十分につくのだが、ここでもうちょっととろみをつけるために水溶き片栗粉をいれてくつくつと煮込む。しばらくして火を止めればこれでベースは出来上がりだ。
このまま人の口にいれても十分イケるのだが、まぁ好みによっては塩コショウをプラスすればそれだけで一食分できあがる。しかしこれは猫用なのでいらぬ味付けはしない。鶏の良い出汁も出ているので猫には十分な味付けになっているはずだからだ。
まぁあとはその時々の食事事情やら健康状態やらを考えて野菜なり卵だったり魚だったりをくわえればバリエーションも豊富な一品になるので、案外このおじやは重宝する
大目に作ったベースを冷凍保存しておけばその分手間も省けるし。今回は私の夕食の主菜が魚なので、魚の身をほぐしたものを混ぜて、猫が食べても問題ないぐらい冷ますために横に置いておく。
その間に自分の分の食事の最後の仕上げを行い、盛りつけたお皿を寝室兼リビングのテーブルにおいて、準備を整えてからにゃんこのご飯も持ってくる。適当に作業をしていればそれなりに冷めるので、冷めたというか温くなった?ご飯を持っていけば、すでに床にちょこんと座ってスタンバイしているにゃんこがいた。かわいいなぁもう。
「はーい。お待たせにゃんこ。今日はおじやだよー」
「にゃー」
「明日はポタージュにするね。気に入ってたでしょ」
「にゃー!」
しっぽをピンと立てて、嬉しそうな声をあげるにゃんこの頭を撫でて目の前にお皿を置く。がっつくかと思いきや、これが意外に私がいただきます、というまで食べないのだから行儀がいいというか中身疑うというか頭いいというか。さておき、私も座ると軽く手を合わせていただきます、と箸に手をつける。
するとそれをみてからにゃんこはお皿に顔を突っ込んではぐはぐと食べだして、その様子を眺めながら白米を口に運ぶ。正面にあるテレビからはバラエティ番組が流れていて、にぎやかしい笑い声が咀嚼音の目立つリビングに響いてどことなくほっとさせる。今日のゲストはHAYATOらしい。出た瞬間の黄色い悲鳴が演出なのかマジものなのかと思いつつ、もそもそとテレビを見ながらご飯を口に運んでいれば、座っている膝の上に重みが加わった。ちろりと目だけを動かせば、食べ終わったのか顔を前足でくるくると洗っているにゃんこがわが物顔で座り込んでいて、軽いんだけど、重いんだよな、という正反対のことを考えながら気にせずに食事を再開した。いつものことである。
テレビではHAYATOがあの明くちょっと軽いキャラで場を賑わせていて、どっとした笑いが起こっていた。
そういえば最近HAYATOの新曲出てないなぁ、なんて思いながら彼らのトークを眺めて膝の上で丸くなったにゃんこの耳をいじる。ぴくぴく、と動いてしっぽをパタパタ動かすのがかわゆい。
ご飯を食べ終えると、くつろぎモードのにゃんこにちょっと一言断ってから膝の上から退かして、猫のお皿と食器を抱えて流し台に持って行って洗い物を済ませる。お弁当の具材も夕飯中に作ったものも事前に作って冷凍保存をかけたものもあるから別に特別に用意するものなんかはなくて、そのあとも細々とキッチンで作業を終えると、ようやくリビングに戻る。つけっぱなしのテレビからは相変わらず賑やかな声が聞こえていて、にゃんこは床で丸くなっていた。近づけば顔をあげてターコイズブルーの瞳をきらきらと輝かせてこちらを見上げるので、ひょいと抱き上げて膝の上に乗せながらテレビの前を再び陣取った。
頭から背中にかけてをのんびりと撫でてやりながら、しばしのくつろぎタイムである。時折悪戯をするようにお腹をいじってやると、それは嫌なのか身じろぎをして非難めいた目を向けてくるにゃんこが可愛い。
だってぷよぷよしてるしもっふもふで柔らかいしで、さわり心地いいんだもんよにゃんこのお腹って。
「にゃんこ、肉きゅー見せて肉きゅー」
「にゃぁ」
いえば素直に前足を差し出した手の上にてし、と乗せるにゃんこは本当に賢いというかなんというか・・・。まぁ考えたらキリがないので、そのままにゃんこの前足をぷにゅぷにゅと揉みしだいた。ピンク色でぷにゅぷにゅで本当に癒しアイテムだよにゃんこの肉きゅう。しかもこれまた小さいから超可愛いというか、いつでも嫌がらずに肉きゅうを貸してくれるにゃんこはまさしく天使だ。
「あーもーお前本当可愛いなぁ!」
「にゃぁん」
ぎゅっと抱きしめてうりうりと耳をいじってとりあえずこの癒しの黒猫さまを存分に愛でるのが、最近のストレス解消法かもしれない。
傍観主の日々の癒しというかアニマルセラピーというか。別名黒にゃんこの優雅な食事事情みたいな。
もはや飼い主はハルちゃんではなく傍観主な勢いですね。
胃袋掴んだら離れがたいというか・・・餌付けですね餌付け!一ノ瀬さん以外にもがっつり餌付けされている人がいますよ!むしろプリキャラの中で誰よりも餌付けされている気がします。まぁ猫用ご飯ですけど。
にゃんこのお腹は本当癒しなんですけどこれを人型で考えるとなんというセクハラかと。
知らないってとっても幸せ。そしてにゃんこだからこその幸せ。人型になればこんな扱いされませんぜ!
・・・いつかね、このタイトルで(わたしとにゃんこと~)小話シリーズとかやってみたいですね。面倒事に巻き込まれたあとのアニマルセラピーを堪能しているところとか。
時々だれかはまぁ、だれかが出てくるかも?ぐらいで。・・・おもに学園長との交流だったらあれですね。見えざる★をがっつりあげていってるお話になるんでしょうねぇ。うふふふふ。
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