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姉は、なんというか。一般的に言えば引きこもりである。いや私も大概引きこもり気質だが、姉はその上を行く引きこもりで、基本的に家の外へと出ることがない。まぁまだ大学生という学生の身分なので、外に出る機会はあろうが、これで就職できなかったら引きこもりニート路線一直線じゃなかろうか。・・・まぁ、本人の進路なのでやいのやいの言われたくないだろうし、説教染みたことも嫌だろうから、あんまり強く言えないのだが・・・。でもあんまり言わな過ぎてもどうかと思うので、ちょいちょい声かけぐらいは試みている。どうも、姉は昔から私や両親をあまり好きではないらしく、壁があるとでも言おうか。あんまり関わろうとしてこないのだ。両親もそんな姉に手を焼いているようで、色々口やかましく言ったりもしているし、コミュニケーションを取ろうともしているが・・・まぁ、あんまりうまくいってないみたいだ。
ここ最近というか、姉が高校入学した当たりから、ほぼ冷戦にも近い様子だし。
なんてか、ぎこちないんだよね。よそよそしいというか、嫌いじゃないんだけど、でもちょっと・・みたいな、この微妙な空気感。一緒の部屋にいても、まるでいたたまれない、とばかりに即行で自室に戻る姉に、父や母がため息を零すのを何度みたことか。これでも仲を取り持とうと頑張ったけども、私に対しても同じような態度なので、結構きついものがある。
一体、姉の何がそこまで頑なにさせるのか。そりゃ、私だって転生してこれが今生の両親だと言われても、微妙な気持ちにはなる。けれども、まぁ正直何回それ経験したことか。それでも親は親だ。私には確かに別の両親がいる。「私」の親は、あの人たちだけだ。できるならば会いたい。また、一緒に過ごしたい。
認められない気持ちは、何回転生してもトリップしても、そのまま残っているけれど。それでも、それは、「愛さない」理由にはならなかった。だって、彼らは確かに、「私」を愛してくれているのだから。
姉さんも、愛されてるって、認めてくれたらいいのになぁ。そしたら、もうちょい楽になれるんじゃないかと思いつつ、部屋に引きこもったままの姉の分の食事をテーブルに並べる。
ちなみに、両親は単身赴任で不在だ。父の移動に歯はがくっつく形で、私と姉を残したのは一重にタイミングが悪かったというほかない。だって普通に地元の高校に受かった直後に移動決まるとか。一緒に行くという選択肢もあったが、再度受験する気力はなかったので潔く残る決断をした。まぁ生活資金は送られてきてるし、週末には父も母も帰ってくる。現在は学生でも中身はあれな私とすでに大学生にもなっている姉なのだから、置いていくことにもそんなに心配はなかったのだろう。家のことも、私に任せろと胸を張って言えたし。
そんなこんなで家事全般をこなしつつ、晩御飯の準備を終えたところで姉に声をかけようと二階に顔を向けた瞬間、異常なまでの魔力の高まりを感じて目を見開いた。
高密度の魔力が、一か所に集まっていく。・・・・しかも、これ、姉さんの部屋・・・?え、ちょ!!
「姉さん・・!?」
一体、何が起きたっていうんだ?!
姉が鱒の場合の小噺。家族仲は微妙系でいってみた。不仲ってほどじゃないけど、微妙な距離感がある感じで。
いつだって傍観主の家族仲がいいわけじゃないってことですよ。傍観主は、まぁ、なんていうか、慣れてる分対処法も心得ているかと。あと、多分好意には好意を返す。好きだよー!って訴えるから、変に大人びてても受け入れらるかなって。
姉は、まぁ、普通に転生して記憶が蘇ったら、安定の家族と折り合いがうまくつけられなかったでござる。な冬ちゃん民でいってみた。まぁでも多分、傍観主が間にいるからまだぎこちない、ってだけですんでるかと。冷戦だけども、お互いに関わろうとしない、じゃなくて、関わり方がわからなくて、もだもだしてる系?
てか鯖が全く出てこないわけだが、これは傍観主鱒か、姉鱒のどっちかでも鯖でるとこまで書いた方がいい?でも鯖が決まってないから書けないんだよな・・・。
そういえば、傍観主が鱒の場合で、もしも鯖が三人出てきたら、みたいな妄想をしてたら、れーじゅは三つでるのかなぁ、とか思った。三人で一つじゃなくて、三人に一つずつ。むしろ召喚したられーじゅでた、みたいな?
そしたら出る位置はどこかなーって考えて、とりあえず
赤弓→手の甲(本来の枠は彼のみだったっぽい)
兄貴→太ももの内側(えろい)
アサシン先生→腰(えろい)
になった。ちなみに太ももと腰の基準は、しぶにあるキス22題からのチョイスでした。
確か、腰が束縛で、太ももが支配、だったかな。ヤンデレな二人にはいい感じでしょう。あとれーじゅが隠れる部位ってことで。腰にキスする先生も太ももにキスする兄貴も美味しいですけど傍観主の貞操とSAN値がマッハです本当にありがとうございました。赤弓守ってあげて。割とマジで。・・・拗らせないといいけどね!
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