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「溺れる狂人」

「これで俺もマスターだ!はは、やった。これで冬木を救済できる!」

 恍惚に酔い痴れて。真っ赤に染まって哄笑する様を、人は狂人と呼ぶのかもしれない。あぁ、いや。事実狂っているのだろう。自分がこの地を救うのだと夢想して。救えるのだと信じ切って。自分にそれができるのだと、理由のない確証を誇らしげに掲げて。

「行くぞアベンジャー。俺達で冬木を救うんだ!」
「そうか」

 その足元に、罪無き少女を横たえて。たった一つの、代えることのできない小さな命を踏みつけて。血溜りのできた床。踏み荒らされた玄関。壁に飛んだ飛沫。切り取られた片腕。事切れた体。光のない瞳。赤く染まる体。血の気の失せた唇。――――嗚呼。
 一振りの剣を投影する。ずしりとかかる重みを確かめて、こちらに背を向ける「マスター」に向かって振りかざす。

「そのまま、理想を抱いて溺死しろ」
「―――え?」

 斬。





出戻り系鯖赤弓さんで。いや・・・コメントとか見てたら、オチはこれしかないのかなって思った。
特に傍観主のつもりはなかったんですが、なんだか傍観主で認識されているようなのでまぁそれでいいかと。
生きて幸せになって欲しいけれども、うん。この結末が一番しっくりきそうですね。
凸組に襲われてあぼんしちゃいそう、って言われるから!でもよくよく考えて、あー納得ー。って思った自分がいました。
これが一番可能性が高いんだろうなーって。赤弓は多分他の誘導部隊に構ってて、間に合わなかった感じ。
その間に過激派がやってきて、鱒襲ってれーじゅを奪う。もちろん抵抗するから(襲われるからね)、こう、大人しくさせるためにお腹とかざくっとやっちゃったりして、あとは腕を切り取っちゃってれーじゅを奪う。腕切られた時点ですぐに止血なりしなきゃ失血死するかなーとか。お腹も刺されてるし。
んで赤弓がパスから気づいて急いで戻るも時すでに遅し。鱒のれーじゅは過激派の手の中へ。そして元鱒はご臨終。
赤弓さんぷっつん。過激派の誤算は、鯖が自分たちを害さないと思ってるところ。いや、普通に考えて拒否られるべ?そんなことしたら。仲悪かったりしたんならまだしも、そうでないところを無理やりなんだから、協力してくれるはずがない。
まさに、「理想を抱いて溺死しろ」という状態でしょうね。
赤弓さんの摩耗もマッハじゃないかしらこれ。間接的にせよ直接的にせよ、自分の存在が原因の一端を担っているわけだし。
そんなバッドエンドルートしか出戻り系鯖にはオチがなさげ。終わるまではほのぼのライフ過ごせそうなんだけども。終わり方が悲惨だね!




ところで成り代わり傍観主がでこだしスタイルがいいんですかね。けいねすせんせーおでこでてるから・・・傍観主も出した方がいい?

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