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今日の更新
◎水鏡の花 水夢の花編にて海賊ショート連載 「宴とお酒と夜空と本音」アップ。
前回がしんみりなら今回もしんみりです。
これもまた避けて通れないお話だと思います。海賊、引いては武力とそれに伴う結果について。
ただ微妙に違うのは、多分大体は「武力を行使する人間」が怖いかという問いが根本で、その術を持つ人間を受け入れられるかってことに焦点があてられるんだと思うんです。まぁひっくるめて戦うことを受け入れることが出来るかってことなんでしょうけど。
でも今回の場合、傍観主は別に誰が武力を持っていようといいんですよ。そこら辺のことはもう忍者の世界に生まれちゃってるし、遙かでも自分が武器手にとっちゃったしで、麻痺しちゃってると思います。
だから別に、それを持つ人は怖くない。向けられた別ですけど。でも向けられないならそれは畏れる対象ではないと。傍観主が怖いのは結局その結末であって、自分が死ぬことが怖いのであって、人は恐れる対象ではないと思うんですよねぇ。
だから、死ぬことが怖いっていう。人の死が怖いっていう。そしてそれを受け入れて覚悟してしまっている白髭の皆様が、羨ましくて妬ましい。自分にはないものをちゃんと持ってるから、羨ましい。
ただ私、エースの場合は死の覚悟ってのが実はまだちゃんとできてないんじゃないかって思ってます。
ルフィみたいな、白髭みたいな、ああいう覚悟はできてないと思うんですよねー。
海賊王の息子だから、子供のときから隣りあわせだったから、今更死ぬことなんて怖くねぇよ、っていう、失うものがない人間の覚悟であって、得てきたものを手放す覚悟ではないんじゃないかなー現時点で。
それができたのが、頂上決戦のあの時だと思ってます。なので、実はここで傍観主のいう「死ぬことは怖い」っていう本当の意味を、エースは理解してないと思う。
戦争編のあのときに、初めて、「あぁ死ぬってこういうことなんだなぁ。怖いなぁ」って、わかるんじゃないかなぁ。
死ぬって、全部、なくしちゃうことだから。エースが今まで得てきた愛を、手放すってことだから。これから得られただろう物を、得られなくなるってことだから。それは、やっぱり怖いんじゃないかなぁ。終わるって、そういうことなんじゃないかなぁ。
と、いう思いを篭めて書きました。うん。エース視点とかありゃいいけど私にそれはハードルが高いのであえてここで解説してみたよ!ダメな書き手ですまん!
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