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「絶望の足音が聞こえる」

 ハッと、鼻から息が抜けるような笑い声が響く。
 そのまま片手で顔を覆うようにして、俯き加減で肩を震わせてやがて堪えきれないように彼女は哄笑を響かせた。それは、まるで彼女に似つかわしくない、悪意に満ちた笑い声で。
 乾いた空気を引き裂くように、張りつめた緊張感の中でいっそ場違いな笑い声が周囲に響き渡り、顔をあげたあの子の、黒々としたその瞳は愉悦に歪んでいた。

「私だよ、孫悟空。私が、お母さんとやらを傷つけたのさ」
「なっ」
「あぁ、正確に言うと違うがなぁ?ふふ、少々予定外だったが、これはこれでよい器だよ。貴様の体を奪えなかったのは、多少惜しかったがね」

 言いながら、前髪をかき上げた彼女の・・・透子の淡い色味の唇が三日月のように吊り上る。違う。あの子はそんな笑い方をしない。そんな、ケダモノ染みた笑みを浮かべはしない。いつだってたおやかに。淡く小さく微笑んで。
 優しさの欠片もない、その毒めいた笑み。同じ顔をしているのに、それでも浮かべるものの違いでこれほどまでに変わるのかというほどに、目の前に立つ相手は今まで見てきた彼女とは百八十度に違っていた。
 愕然と唇を戦慄かせると、透子は・・透子の体を持った誰かは、ゆったりと両腕を広げて見せた。

「さぁ、第二ラウンドと行こうじゃないか。精々、悪あがきをするがいい地球人共!」

 見下す彼女は、最早僕の片割れというには、あまりにもかけ離れた存在だった。






映画チックに。
宇宙的寄生生命体に寄生されちゃった傍観主とZ戦士のガチバトル。
悪役傍観主に夢をみた。いや中身違いますけどね。
ちなみにオチに救いはなかったりします。いや、個人的にDB世界による傍観主の死亡理由が↑の脳内予定です。中身が違えばさぞかし強いんだろうなぁと思って。
潜在能力はあってもそれを扱う才能がないというのが傍観主のコンセプトなので、じゃぁ扱うセンスがあれば単体最強戦士である悟飯ちゃんにも引けを取らないのだろうなぁと。
合体組とVSすると・・・うーん。パパンコンビは大変かもしれませんけど、チビっこには負けない気がします。パパンコンビにも、ある意味で頭脳戦を仕掛けるというか・・・本能と理性がいい感じに合致してそうですよ傍観主。うん。上手いこと立ち回ってくれそうです。あと多分悟飯ちゃんと悟空さと悟天ちゃんは傍観主に対して本気で攻撃ってことが中々できそうにないので大分やられちゃうかなぁと思ってます。まぁ普通に各個撃破でもほぼ負けそうにないですけど。敵のお約束でねww



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