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皆様こんにちは！仕事の関係でぶっちゃけ土日祝日関係ない感じになっちゃったので更新の頻度がガクガクっと下がること請け合いな桐林です。元気です。無事です。
地震のニュース見ていますと、早く道路や港の整備を進めて物資等の流通が良くなることを願うばかりです。交通なんとかしないとどうにもならない部分が多すぎる・・・。こちらでできることは募金だったり物資を送ったりと微々たることでしかないですが、早く復興の目処が立つように応援していきたいと思っています。
節電やらそういう状況ではないだとか、色々とあるかと思いますが、このサイトを見てくださっている方が少しでも癒されたり少しでもにこっと笑っていただけるように、更新とはまではいかずとも日記小噺とかちょいちょい書けたらいいなーと思いつつ。
さて、ではレスをば。管理人の安否を気遣ってくださったり、無事のご報告を送ってくださったりありがとうございます。不要の方もコメントありがとうございました。
目の前にはパックリと真っ二つに折れた・・斬れた？まな板と調理台。食べ物こそ等分にされてはいるがまさしく「二等分」でしかなく、ここからもっとこう細かい切り方をね？と思いつつ、私は目の前で仁王立ちしながら無表情に、そして本人は恐らく意識せずにやたらと鋭い眼光で見下ろしてくる保護者を見上げ、溜息を殺せなかった。
「・・・料理、したことないんですか？」
「する必要がない」
「・・・海の上で、どうやって生活していたんですか・・・？」
「魚と野菜があれば十分だろう」
「・・・冷蔵庫の意味は・・・？」
「食物の保存だろう」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず、ジュラキュールさん、片付けるんで、出て行ってください」
「・・・・・・うむ」
軽い頭痛を覚えながら、出口はあちらです、とばかりに手で指し示せば、さすがにこの現状で反論する気は起こらなかったのか素直に台所から出て行く大剣豪。鍔広の帽子と無駄に翻るコートが鬱陶しい、と思いながら、しかしこれどうしよう、と眉を下げた。・・・幸い、真っ二つになったのは調理台だけでコンロに支障はなさそうなので、食材はテーブルで切って、適当に何か作ろう。
真っ二つに斬れてしまっているまな板は・・・・まぁ、ミニまな板とでも使えそうなぐらい鮮やかな切り口なので一応使わせてもらおう。一方は野菜用で一方は肉用にでもして、再利用決定。大きめのまな板だし、十分使える。切れ込みの入った調理台はどうしようもないので、次に上陸する時にでも修理・・・いやこれは取替えの方が手っ取り早いか。まぁそこらの資金諸々は当人が出すだろうし関与することではない。
そして華麗に真っ二つになっている食材は、適当にぶつ切りにして使うとして。散乱しているボールやらなんやらは所定の位置に戻して・・・。ていうか料理してないって言ったくせに無駄に器具が充実してるんだが？宝の持ち腐れとはこのことだ、と思いながら彼が握ったのだろう、なんの変哲もない包丁に溜息を吐いた。
「・・・なんで包丁で調理台が真っ二つになるんだ・・・」
彼の背中にある無駄に長大な剣ならまだしも、普通の包丁だろうに。弘法筆を選ばずってことなのかなぁ、と思いながらジュウジュウとフライパンを動かす。人外め、という悪態は今更だとしても。零れそうな溜息が、やっぱり押し殺せずに零れていった。
蛇足だが、野菜とお米と卵とソーセージに適当な塩コショウ、香りつけの醤油でできた、決してパラパラとは言い難い家庭の炒飯は、存外ジュラキュールさんの口にあったらしいです。・・・案外庶民的なのか？この人。
今日の更新。
◎水鏡の花 水天の花編 番外 中つ国現在「君に捧げるエトセトラ」アップ。
地震・・・すごいことになっておりますね・・・。東北・関東地方の方の無事をお祈りするばかりでございます。
早く災害が落ち着くことを願っております。とりあえず津波とか余震とか、落ち着かないことには復興も何も・・・。本当に、自然には人間ってなんて無力なんだ・・・。
あ、とりあえずこちらは特に影響もなく無事でございます。もしご心配してくださった方がいらっしゃればご安心くださいませ。
今日の更新
◎水鏡の花 水映の花編 フォムメお礼小噺「過保護な彼のセリフ」収納。
◎フォムメお礼小噺変更 「一千夜に降りた君in海賊編」
今日の更新
◎水鏡の花 水天の花編 「朱雀の咆哮 act.3」アップ。