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斜め45度ぐらいで。

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すいーつ()を演じる傍観主とか。

すいーつ()ネタが増えてきているのを見ていて、すいーつ()を傍観してるのもいいけど、ふとすいーつ()を装って全力でフラグ回避ーーーー!!に努める傍観主を受信した。
この傍観主はスレ立てしてる!というか0-10云々の前に冬木クリーン大作戦とかで龍脈の調整と怨霊退治に昔から従事している設定。なので情報求む!的な感じでスレ立てを数年前からしていて割と和やか。
一応スペックとして前世とかも語るんじゃないかな。傍観主が自ら前世語ることなんて今までなかったけど、まぁ周りが憑依転生ならちょっと聞いてよー!って愚痴零してもよくないか?ネットの上だけで顔なんて割れないし。
前世的に水銀先生成り代わりも出戻りも体験してるしエクストラも体験してる遙か4経由の傍観主。
ちなみに姉がいる。姉は・・まぁどっちかというと立場的にすいーつ()に悩まされる常識人な姉?ポジ。前世は割とハイスペックな・・・まぁ要するに冬ちゃん的モブ主人公な感じじゃないかな。ケルトのドルイドやってて兄貴と知り合いだったとかそんな系。
まぁそんなこんなで傍観主に0-10が出て「如何にしてフラグを回避するか、それが大事だ」みたいな感じで話していって最終的に「そうだ、すいーつ()っぽいことすれば回避できるんじゃね?!」という斜め上に着地するというか、ふとスレで「そういえばよくすいーつ()叩かれ系があるよね。それで傍観者が体よくいい位置に収まるっていう」みたいな話題がでて「それだ!!」ってなる。つまり自分が嫌な感じのキャラになれば、おのずと別のみんなに好かれる主人公vが出てきて勝手に主人公してくれるんじゃね?!そうすればおのずと表舞台から排除されるはず!
ってな感じで、傍観主とスレ民による傍観主すいーつ()でフラグ回避しちゃおうぜ☆大作戦が静かに始まった――。
ちなみに姉のスレではちゃんとすいーつ()になってるし姉もすいーつ()だと思い込んでる。0-10が出てから、妹変わっちゃって・・・みたいな。その姉のスレを傍観主のスレ民がみて「うまくいってるぜー」と話したり。でも割とすいーつ()に対して辛口というかやっぱり否定的なものだから、ちょっとむっとしてたり。いやお前ら今冬木が無事なの傍観主が陰ながら頑張ってるおかげなんだぜ?とか。知らないことを知ってる優越感、知ってるからこそ腹の立つ不快感。まぁそんな感じで鯖にも不評(赤弓とか兄貴でいいよね。王道だし)で、ついに姉がマスターになるときが!傍観主、ここで最期の演技をしきって、0-10を渡すというか奪われてというかまぁやって、その後家から出る。いや、自分でやったことながら雰囲気微妙だし、居座って巻き込まれたら意味ないしwwってことで転生なかーまな友人のところに転がり込んで、とりあえず表の聖杯戦争の裏で相変わらず怨霊退治に従事するっていう。てかしばらく鯖とか聖杯戦争とか凸とかなんか色々で全然回れてなかったから、ひどくなっててひぃひぃ言ってる。姉さんはよ聖杯なんとかして!とか思いながら行動中。もう戦争にはノータッチで。勝手にやれや。
姉スレ側的にはすいーつ()なんかしてくるかも、とかどこいった?みたいな話題は出るけど、とりあえず今のところなんともないし置いておくって。
まぁ傍観主としてはいつか金ぴかに遭遇してしまいそうな気がするけどね!そして金ぴかだけが傍観主の事情を知るというか、すいーつ()やってたことは知らないけど、傍観主が今何をしているかは知っているっていう。そして餌付けされる。

まぁ結果的に原作厨のせいで泥が溢れてどないしょー!ってなったときに、傍観主が「結局こうなるのか」ってなりながら浄化してEND。という結局傍観主のフラグ折れてなかった系になりますけど。まぁそうならなかったらならなかったで、金ぴかによる巻き込まれが発生するんだと思いますが。
泥が溢れて、スレで騒然。傍観主スレにちょっとだけ顔出して、スレ民に引き止められるも無視して浄化。
姉側のスレもパニックになってて、全部終わったあとに「妹が~」って報告があってえ?ってなったり。
ついでに浄化するときに黒子に記憶がログインしたり兄貴とか赤弓とかにもログインしたら皆のSAN値も削れるよ!やったねたえちゃん!
まぁそれで姉側の方はなにもわからない状態で、傍観主側のスレ民が、そのうち我慢しきれなくなってスレの存在教えれば、まぁ姉その他もろもろも削れるけど、一生知らないままでもいいと思うし。傍観主は、知らない方がいいなーと思ってるだろうというか、言わないでね!ぐらいは残してるかもしれない。


ちなみに傍観主のすいーつ()台詞。

「私は神様に愛されてるんだから、なにしたって大丈夫なの!」

嘘じゃないけど嘘くさいwww実際愛されてるよ。ただちょっと愛というか執着というか粘着質というか愛されすぎてて幸薄いだけ。
まぁ周りからみれば「ないわー」なわけだけど、事情知ってるスレ民からすれば「事実なのに嘘臭いwww」と笑われてる。でも笑った後に「でも愛されすぎてて不憫」みたいな流れになりそう。
まぁそんな、すいーつ()のふりしてフラグ回避する話があっても面白いよねって。しきれてないというか肝心要のフラグが全く折れてなかったですけど。
結局死ネタに落ち着く当たり、私のふぇいと関連は救われない系で埋まっているのやもしれない。


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更新

コメにて傍観主せんせー「終焉」介入小噺はどこ!?って質問がありましたのでお答えをば。
当サイトと相互してくださってコラボ企画とかコラボネタとか色々お付き合いくださってるもうまじ神様な「群青色に泣き笑い」様宅で夢主コラボで置いてくださってます。
ご興味がある方はそちらで救済介入話をご覧くださいませ♪あの絶望時空に一筋の光明が・・・!
勿論相手様方への節度とマナーはしっかりと装備して足をお運びください。
えぇ、装備解除は絶対しちゃいけません。絶対です。絶対ですからね!!



では今日の更新

◎水鏡の花にふぇいと/日記小噺ネタ再録。






〔つっづきから!〕

「千歳その先に、呪いあれ」

 あの男だけは許さない。
 絶対に。絶対に。例えこの身が消え失せようとも、この記憶が記録となり果て摩耗しようとも、もう二度と会うことがないのだとしても。あの男だけは、許してなどやるものか。

「ごしゅ、じん、さま・・・」

 体が上手く動かない。嗚呼。嗚呼。あの忌々しいサーヴァントのせいで、壊された回路が、こんなにも口惜しい。データの海に倒れ伏す、愛しい人に手を伸ばす。その体から溢れる鮮血など知らない。ぴくりとも動かない指先も。虚ろな目も。知らない、知らない、知らない、知らない!!
 ずるずると体を引きずりながら、必死に投げだされた手を取った。上から降ってくるまだ動けるのか、という感嘆符交じりの声も、呵々と笑う楽しげな声も知らない。そんなものに興味はない。あぁ、ご主人様。私です。キャスターです。あなたの妻です。あなただけの、サーヴァントです。ですから、お願いです、ご主人様。どうかこの手を握り返して。
 きつく握ったつもりだった。もうそんな力はなかったかもしれないけれど、それでもその小さな手を握りしめた。握り返してくると信じていた。虚ろな瞳が瞬いて、弱弱しくても小さくてもなんでもよかった。キャスターと、呼んでくれさえしてくれればよかった。たった一瞬。生きていると、確信させてくれればよかった。あぁ、でも現実はなんて残酷。
 握った手は握り返されないし、濁った瞳は光を灯さないし、血に濡れた唇はちっとも震えない。
 そこにあるのは死体だった。愛しい人の抜け殻だった。繋がっていたパスから感じた伊吹も、本当は、もう、切れていただ、なん、て。

「あ、ぁあ・・・・ああああぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁ・・・・・っ!!!」

 
 声はもはや獣の唸り声にも近かった。人語を介する意味もわからなくなりそうだ。消えた魂。事切れた心臓。データの塊になっだけの体。そこに意思も意識も記憶も思いもなにもない。ただの人形がそこにある。
 守れなかった。助けられなかった。守ると言ったのに。絶対にこの戦争を生き延びようと誓ったのに。絶対に、生かして見せると言ったのに。みすみす奪われた大切なもの。あぁ、なんてこの身は無力なのか!!

「ふむ。マスターの方はすでに死んでいるというのに、随分としぶといサーヴァントだの」
「・・・最期の足掻きだ。直に消えるだろう。行くぞ、アサシン」
「呵々!惜しいものだ。そのしぶとさ、直接闘えば実に胸躍る死合いになっただろうものを。が、これもまた運命よな」

 
 声が遠ざかる。足音が消えていく。閉ざされた空間。冷たく広がる暗闇。ただ、消えゆくだけの。

「・・・・のろいあれ」

 呪いあれ。呪いあれ。あの男に、呪いあれ。紡ぐ言の葉に、光はない。あるのは凝る闇だけだ。

「けっして、けっしてゆるさぬ。ごしゅじんさまをころしたそのつみ、さだめられたいくさばでさえなく、そのてをのばしたつみ、けっして、ゆるさぬ」

 言の葉を紡ごう。憎悪を編み、形としよう。伸ばした腕で愛しい人を掻き抱いて、土気色の頬を両手で包み、その血に濡れた唇に舌を伸ばしてちろりと舐めた。

「――貴様の願い、決して叶えなどさせぬ」

 夢叶わぬまま、無様に破れ果てるがいい。くつりと嗤い、息を吐き出した。そして頬を摺り寄せて、瞳を閉じる。
 嗚呼。ご主人様。

「ごめんなさい―――」

 守れなくて、ごめんなさい。






〔つっづきから!〕

「シロツメクサの花冠」

 見つけたのは偶然だった。此度の聖杯戦争、マスターとなった人間との相性が、格別に悪いわけでもないがどうにも合わず、気晴らし程度にで出歩いた先で見つけた小さな花。
 小さな多年草が生い茂る中に座り込み、もくもくと手先を動かすひっそりとした行動が目についた。たった、それだけのことだった。
 声をかければ驚いた様子ながらも微笑を浮かべる。隣に座るとか問われて、ためらいもなく座ったのは少女があまりに無防備だったからだろう。この戦争の最中においてそれでいいのかと問いはすれども、少女は笑って濁すだけ。
 その様子に、わかっていながら受け入れているのだと容易に知れた。それは随分と性質の悪いマスターだ。よほど自分の実力に自信があるのか、はたまたどうにでもなれと投げやりになっているのか。サーヴァントの気苦労が伺い知れると思いながらも、少女の隣は存外に居心地がいい。
 あのマスターの、夢心地のように浮ついたそれとは違う、穏やかでひっそりとそこにある気配。彼女の小さな手で編み出されていく白い花のついた花冠は、余の趣向とはかけ離れていたが、少女にはよく似合っているので問題はないように見えた。あぁ、この少女に、華美なものは似合わないだろうと、そう思う。余は、派手なものが好きではあるが、本人に似合わないものを強要するようなナンセンスなことはせぬのだ。
 他愛もない会話を続ける。穏やかに返される確かな返答は心地よい。あの上滑りの言葉の羅列よりもよほど染み入るように鼓膜を震わせて、思わず綻ぶ口元を見せれば、少女もガラス一枚向こうの瞳を細め、小さな微笑を浮かべた。
 けれど、穏やかな時間はすぐに終わりを知らせる。終わってほしくないものほど、すぐに終わりはくるものだ。頭の中に響くセイバー!というマスターの声。溜息が出そうになり、僅かに眉を寄せた。
 まるで夢心地のように戦争を生きるマスター。きゃぁきゃぁと、アトラクションのように、アリーナを駆け回る。他者のサーヴァントを見つけては、女豹のように爛々と目を輝かせ、媚びるように笑みをばらまくその様は、女の性として否定はせぬが、闘いに身を置くものとしては頭が痛い。・・・何より、余を見ようとはせぬ。まるで余ではない何か別のものを見ているようで、気持ちが悪い。全てを見透かすようで、その実知ったかぶったように向けられるそれらは一体彼女の中で何がどう処理されているのか見当がつかず、気味が悪いとすら思う。確かに歴史に名を残す偉大なる皇帝たる余なれども、その歴史の人間を見る目でもない、全く別のそれで。
 悪いものではないのだろう。それは分かる。理解している。・・・月の聖杯は相性で組ませるというが、あまり相性がいいようには思えぬのだが。あぁ。頭が痛い。昔から持っているそれに、眉間に皺を寄せて俯く。セイバー、どこ!?と、金きり声のようにはやし立てるマスターの声が、煩わしい。心配しているわけではない。ただ、何故傍にいないのだと憤慨している声。その声に応えようと、言葉を形成し始めたところで、そっと何かが頭に触れた。
 目を丸くすれば、いささかの躊躇いと戸惑いと心配。それらを混ぜて、ただ案じるように潜められた声が耳朶を叩く。
 ゆっくりと上下する手の暖かさに、思わずすり寄るように俯けば、少女は止めることもなく、手を動かし続けた。
 とつとつよかけらる声に返答を返し、うるさいマスターの声をぴしゃりと遮って、その暖かさを甘受する。あぁ、頭を撫でられるなど、一体、いつぶりであったであろうか。
 しかし、それもやがて終わることが。触れていた手が離れ、サーヴァントが呼んでいる、とそういった少女に別れを告げられる。あぁ、離れたくない。少女の傍は居心地がいい。その手でもっとずっと撫でていてほしい。少女に、あの穏やかな声で「セイバー」と呼ばれれば、余は一も二もなく返事を返すのに。
 
 立ち上がった少女が、見上げる余の頭にふと作っていた花冠を落とした。可愛い、と一言いって、二言三言、会話を続けて少女は去っていく。その背中を見送って、頭上の冠に手を触れて、ぼんやりと思った。
 また、ここにくれば、少女はいるだろうか。
 これは戦争だ。次の保障などどこにもない。けれども、もしも次があるのならば。あぁ、そうだな。今度は、余は花を贈ろう。少女に相応しい花を。彼女が綻ぶような作品を。


 ただ、また会いたかった。たった、それだけのことだった。







〔つっづきから!〕

ktkr!!!

介入ネタきましたね!!両者ともに生存ルートが今ここに!!
ほのぼのハピエンというか、ちゃんと生き残れたことに感動が・・・!
あぁでもなんというか、うん。すごく、生き残らせるの難しかったんだろうな、というのがひしひしと伝わりました(笑)
ですよねー。この二人がそろったらというか、跳躍主絶対その方法取りますよねー。
自己犠牲精神というか、真っ先にわが身を差し出すあたりが彼女らしい。
えぇ、この真っ先に死地に飛び込んでいく彼女も一緒に生き残らせるのはすごい大変だっただろうなと思いました。
もうほんとこの二人って・・・てか跳躍主が入ると傍観主の死亡フラグが下がるかわりに彼女のフラグが乱立しかねないと思うぐらい、なんていうか、うん。もうちょっと自分大切にしようぜ!
ラストの方にもなんだか不穏な気配を残しつつありますが、ご安心を!ぶっちゃけ傍観主も負けず劣らず短命ですので!
・・・跳躍主が泥のせいで短命になるのならば傍観主は、まぁまた別の呪いというか執着で短命ですからね。基本十代後半の内に死亡、長生きできて二十代がせいぜいかと思われます。
んーでも泥を傍観主は浄化できますので、跳躍主の中に泥がないのならば呪いも全部消えてる可能性の方が高いんですけどね。うん。あぁでも、私もあんましよくわかってないのでどういう感じなのかなー?
さておき、下手したら泥被った跳躍主よりも先にあぼんの可能性もありそうです。ほら、原作派の凸組のせいで、とかさ・・・。
まぁ、それでも、限りある命の中でお互いに笑いあって生きていられる平穏な人生があるのならそれで満足かと思います。短くても、平和で平穏で幸福な日々があるのならば、それで十分な気がします。
二人そろって穏やかに笑える時を得ることができたこのハピエン、ありがとうございました!

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