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更新

今日の更新

◎海/賊 夢幻の彼方 番外編「過去と現在とその未来へ」アップ。(原作改変・エース救済ネタ)




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〔つづきはこちら〕

エディって呼んだらどう思う?

そういえばワンピが今週から再開だっけな、と思いました。
そして今日やっとこワンピの映画みました。やっぱ原作者の構成力パねぇなぁ!面白かった。
なので久しぶりにワンピを巡ってみた。いや夢だけどCP的な意味合いで言うなら麦わら船長が愛されていればいいなと思います。いや別に恋愛的な意味合いとかじゃなくて、なんていうか、麦わら船長という存在が皆から愛されていればいいなというか。てか麦わらクルーは皆船長のこと大好きだよね。特別だよね。いいの彼らはお互いが皆ラブラブであれば。
さておき、ドリームなんですが、やっぱり私恋愛系はあまり求めてないんだなぁと思いました。愛されて大切にされるのは良いとして、どっちかというとギャグ系且つほのぼの、友情以上恋愛未満。その程度が程よい。
あとなんか若い衆よりもおっさん系がいいかもしれないと・・・思って・・・・。
あーでも冥王とかなんかその辺はよくわかってないのでちょっとあれですが、しいていうなら白ひげさんと赤髪さんが・・・いいなって・・・。でも一番気になるのは白ひげさんです。白ひげよいなぁ。
なので↓の小噺は夢幻主でOPにトリップ。のつもりでした。出会うのは正直誰でもよかったのですが、まぁ白ひげさんの若かりし頃ぐらいでいいんじゃないかとか思ってます。でもいっそ全く関係ないモブ海賊で海賊船乗っ取って放浪して出会うっていうのも素敵じゃないかと思いました。
そして私は白ひげを「エディ」と呼びたい。普通は皆さん「おやじ」か「ニューゲート」呼びなんで、あえて私は「エドワード」のほうで呼びたいです。エドワードの愛称が「エド」だと鋼のに被るので、夢幻主には是非とも「エディ」と呼んでいただきたいです。個人的萌えポイントですここ。割りと譲れねぇ・・・!
そんな夢幻主の、うっかりエース救済乱入話が書きたいです。原作改変ネタ。
とりあえず過去で大暴れというか海賊をぶちのめしたり仲良くしたり海軍ぶちのめしたり仲良くしたりしながらうっかり時代飛び越えて出現した先がまさしくエースがルフィ庇っちゃうところで、エースに赤犬の攻撃があたる!ってところに空から見事にお邪魔して、あらびっくり状況サッパリだ!なことになっちゃったみたいなお話が、書きたいな・・・。
 

「アオの境界線」

 だだっ広い海のど真ん中に落とされなかっただけマシと思った方がいいのだろう。
 深みのある青色と岩肌に叩きつけられる波が白く泡立つその光景を、海に突き出た崖の上から見下ろして、どこまでも真っ直ぐ、いや、多少膨らんで見える水平線を見つめながら、しかし感謝などしてやらねぇ、と溜息を零した。
 潮風に制服のスカートと水平を模した襟が煽られながら、真っ直ぐ見つめていた海から視線を逸らし背後を振り返る。そこは鬱蒼とした森になっていて、時折怪鳥なのか怪物なのか動物なのかよくわからない鳴き声が聞こえてくる始末。森の中から不気味な声が聞こえてくるのは異世界トリップの必須条件なのだろうか。心底いらねぇそんな条件。静か過ぎても不気味だが、かといって明らか地球上の生物としてあっちゃいけない鳴き声なんてものも望んでない。極々一般的な森の静けさというものが欲しいんだけど、と零してもその希望を叶えてくれる人間も存在も、ましてや聞いてくれる生き物が近くにいることもない。
 虚しい、と一人ぼやきながら、首筋に掌を押し当て、前に向き直ると、ざっぱーんと叩きつける波を音を聞きながらとりあえず食糧と水の確保に走ったほうが無難ね、とばかりに踵を返した。
 今更嘆いたところで現実は変わらない。今更驚いたところで事実はなくならない。
 胸中にあるのは慣れと諦めと怒りと不満と今後の展望で、恨み辛みも一生なくならないけど、それだけに感けていられるほど不幸に酔いしれる暇もない。
 なんたって異世界トリップ数回目。真理の付き合いも同じ数だけ。そりゃ慣れるでしょう色んなことに。そりゃ慣れなきゃ生けていけないでしょう異世界で。だから私は歩みを止めない。だから私を考えを止めない。
 目指すは帰還。探すのは愛しき世界へ戻る方法。求めるのは暖かな居場所。どこにいっても何をしたって、最終目標も目的も、ちぃっとも変わらない。それが私の在り方で、それが私の生きる意味。

「とりあえず、恐竜の肉って美味しいのかな」

 巨大トカゲなのかそれとも別の生き物か?とりあえず地球定義で「恐竜」だろうと思われる巨大生物を見上げながら、そういや私ここでどれだけ動けるのかしら?と首を捻った。
 まずは腕試し。そこが最初か、と拳を握った。セーラー服で巨大生物とバトルだなんて、ほんとシュールな展開ね!







 とりあえずお約束な感じで、ここは陸地は陸地でも孤島のようで、しかも原住民もいなさそうな無人島で、不思議危険凶暴な巨大生物が跋扈しているところで、とどのつまり私超孤立無援な状態なわけだ。
 おいおい、これじゃ情報も得られないじゃないか。ここがどういう世界でどういうところで現在地はどことか通貨はどんなのだとか、その他諸々色んなものが得られない。ちょっと絶望的だなおい!
 まぁ、とりあえず錬金術とか魔術とか小宇宙とかは特に問題なく使えたので、生きるのに困りはしないけど帰るのにはすごく困る。錬金術でこしらえたログハウス(素材は腐るほどありましたので)で、優雅にお茶(になりそうな植物を乾燥とか発酵とかさせて試行錯誤。割りとイケル)を啜りながら溜息を一つ。
 優雅に孤島生活してる場合じゃないんだよ。快適に生活環境整えてる場合じゃないんだよ。いや必要ではあったんだけど、しかしそれにしてもなぁ、と果物を齧る。
 真っ青な色の果物ってすげぇ不味そうだったんだけど、ほらそこは異世界。普通毒々しい色って毒ありじゃん?っていう常識を覆す美味しさだったので最近では抵抗なく食べてます。でも見た目がやっぱり嫌なので、皮は高確率で剥いてあります。面倒だとそのまま食べる時もあるけど、見た目えぐいよなあ。
 しゃくっと、林檎みたいな食感で果物を齧り、咀嚼するとごくりを嚥下する。甘い果汁と芳香が香る中、致し方ない、と椅子を引いて立ち上がった。

「船でも漂着しないかと思ったけど、そう都合よくはいかないしねぇ」

 あるいはどこかバカンスにきた人とかがこないかなぁとか(無人島だけど綺麗な砂浜とか入り江があったので、その気になればリゾート地でもいけるはずだ。ただ生き物がおっかない。・・・やっぱリゾートは無理か)淡い期待をしていたけれど、まぁそれも所詮「淡い期待」だ。つまり、限りなくありえないこと。物事がそう都合よく展開するはずもないので、いい加減腰をあげなければならないだろう。
 そもそもこの世界に「人間」と呼べる存在がいるのかどうかも疑わしいところだが・・・少なくとも言葉を交わせるだけの知能を持った生き物はいると思いたい。この際天使とか悪魔とか人じゃなくてもいいから、知能の高い生き物に会いたいわー。でないと元の世界に帰るきっかけも見つけられないじゃないか。

「まずはー船をこしらえてー食糧と水を準備してーあとは気ままに陸地を目指すっきゃないよねー」

 なにせ羅針盤も方角も地図も地理も、この世界のことなんてなんにも知らないのだ。気ままに当てもなく、ただただ流されるほか術はない。海のど真ん中で放浪とか死亡フラグ乱立だが、きっとなんとかなると思いたい。あくまで希望。しかし、希望に縋らなきゃ一生このままだ。それは勘弁願いたいので、結局は動くしかない。
 ただ生きたいだけならば、この島から出ようなんて思わない。このまま、もしかして人が来るかもしれない、という希望を抱いて過ごすだろう。けれど、私は違うのだ。ここでただ生きていたいのではない。死にたいわけじゃないけど、私の目標はあくまで帰る事。そのためには、無謀でもなんでも、動かないとどうにもならない。
 いつか来るかもしれない存在を待っていられるほど、私は強くはないのである。







 船を作ったところまではいい。材料はやっぱり腐るほどあるので、あとは知識と記憶を総動員させて船を練成すればいい。出来上がったのは大きくはないけど、それでも航海するのにはまぁなんとかなるんじゃね?というぐらいのそこそこ立派な船だ。
 あとは保存の利く食糧(燻製とか干物とか)と準備して、あと野菜とか果物も準備して、水は海水から精製できるので(反則技って便利ね!)まぁ問題なし。一折り準備ができて、さぁ出航か、と思った矢先に。

「・・・すげぇ出鼻挫かれた」

 水平線の向こうから、大きなお船がやってきた。えー今から出かけるところだったのに今更人間と接触フラグかよー。ちぃ、ならもう少し早くこいや、と舌打ちしている間に、見る見る内に近くなる船。
 大きい船だなぁ、帆が張ってあるって事は帆船ってことねぇ。この世界はエンジンとかそういうのはない世界なのかもしれないな。文明的にはそこまで開発が為されてない?はて、それともただの趣味か。船一隻からでも読み取れる情報、世界観を掴もうと思考をめぐらせる中、見えてきた帆船の、膨らんだ帆に着目する。・・・・・・・・・おぉ?

「まぁ、なんてファンタジー」

 ジョリー・ロジャーとか、いきなり危険な臭いがプンプンだ。白い帆の、ど真ん中に描かれた髑髏マーク。私の常識と知識がこの世界でも通じるというのなら、あれはつまり悪役が使うシンボルマークだ。
 海の上の髑髏マーク。それの意味するところは、地球で当てはめるのならば、すなわち、海賊を意味する。
 はて、この世界でもそれは通じるのかしら?そう思いながら、海岸に船を止め、碇を下ろした海賊船を見上げて私はどうしたものかなぁ、と首を捻った。
 海賊、ならば悪役。悪役ならば話合いなど問答無用、とばかりの展開になることも考えられる。わざわざ危険なものに近づく道理はない。このままあれを無視して当初の予定通り出航するのも一つの道だ。
 いやだがしかし。折角の情報源を無駄にするのは惜しい。とっても惜しい。できるならばやっぱりここがどういったところだとかどういった世界だとか知りたいし、久しぶりに人間とも会話したい。あわよくば地図とか羅針盤とかそういったものも貰いたいし、お金だって必要だ。
 あぁ、悩むわぁ!とりあえず、少なくともこの船を見られて島に人がいるかも、とは思われるだろうし、我が家を見つけられれば人間の存在は確定だ。海賊船が何故こんな無人島にきたのかは知らないが、さてもとにかく、情報収集が先である。

「さぁて、どうしようかなぁ」

 我が家で一服しながら、いっそ奇襲でもかけてあの船乗っ取ってやろうか、なんて。ちょっと面白そうとか思ってないんだからね!
 そうそれは、ドアがノックされる、ほんのう数時間前のこと。

「甘やかし」

 全く、何をやっているんだあいつは!
 ちっと思わず舌打ちを打ってずんずんと庭を歩く。船の上とは思えないほど広大な面積と緑を抱えた中庭を進めば、遠目に見かけた兵士が一瞬こちらを見やってからそそくさと視線を逸らした。
 元より他者との接触が多いとは言えないが、それでも目が合う前に潮が引くように遠巻きにされる光景に一瞬眉を潜め、それから重苦しく溜息を零す。苛苛を目の前にかかる前髪を掻き揚げると、一層眉間に皺が深まったのを自覚した。―――それもこれも、会議をすっぽかしたあの馬鹿のせいだ。
 殊更重要なものではないが、しかし疎かにしていいものでもない、それなりに大切な会議であったのだ。少なくとも、すっぽかしてよいような会議など現状であるはずもないのだが。それを、それを、あの男は、一応、非常に、誠に、腹立たしいことながら、軍師などという役職に、本来ならば切り捨てられても文句など言えようはずもない身の上のくせに就いておきながら、すっぽかすとは!!!

「柊め・・・っ」

 忌々しく吐き捨てて、乱暴に目の前の茂みに踏み入る。そもそも何故俺が柊などを探しに出なければならないのか。こんなことは風早辺りで十分だろうに、何故二の姫はわざわざ俺を指名するのか・・・彼女が何を考えているのかとんとわからず、はあ、と再び溜息を零すと、ふと眉間に皺の寄った視界に、萌黄の髪を木の影に見つけて一気に眦が釣りあがった。あの、馬鹿が・・・!

「ひいらっ」
「静かに」

 寸前で張り上げた声は、全てを言い切る前に柊の殊更静かな声に咄嗟に飲み込み不自然な言葉尻で立ち消える。ごく、と喉を鳴らすと、黒い手袋で覆われた指先をたて、柊は片目を細めて首を傾げた。
 その悪びれた様子もない態度に、カッとなんともいえない腸が煮えくり返るような心地がしたが、柊の足元にいる存在を認めたら、それこそ声など張り上げられようはずもなかった。
 顔を引き攣らせながらもむっつりと口を閉じた俺に、柊は愉快そうな笑みを浮かべると木漏れ日の差し込む頭上を見上げ、さらりと壊れ物を扱うかのように白銀の髪をすいた。

「忍人がここにきたということは、もうそんな時間になりましたか」
「・・・・あとはもうお前だけだ」
「そうでしょうねぇ。あぁ、会議などに出なければならないこの身が厭わしい・・・」
「軍師のお前がそんなことでどうする。非常に不本意だが、お前は一応、この軍の、軍師、なんだぞ」
「その前に私は我が姫の下僕ですよ。・・・折角こんなにも安らかにお眠り頂いているのに、起こさなくてはならぬなど身につまされる思いです」

 そういい、さめざめと嘆く姿はわざとらしいが、事、奴の足元で寝入る三の姫に関しては始終本気なのは重々承知しているので十割本心だろう。それはそれでどうかとも思うが、しかし相手が相手だ。滅多に、というよりもこんな無防備な寝姿を他人に、しかも空の上とはいえ何時何が起こるかわからない外で晒すなどと考えたこともなかった三の姫を起こすのは、確かに何か忍びなく思う。
 柊の、決して柔らかいとはいえない足を頭の下にし、聞こえもしない寝息をたてる姿は起きている時以上にあどけなく幼さを見せる。起きている時の、あの落ち着いた年相応とはいえない雰囲気はなりを潜め、そこにいるのは年相応の稚い少女。他人に隙を見せないというべきか、いや、王族として極当たり前の心構えとして、幼いながらも正直二の姫よりも分別のある三の姫が、いくら柊が、さらには水樹がいるとはいえ、外で、誰が来るともしれないこんな場所で、寝入る、などと。・・・それほど疲れていたのだろうか?むぅ、と眉を寄せると、三の姫の御髪に触れていた柊が、少しばかり眉を下げて吐息を零した。

「元より我が姫はまだ幼い身。体も二の姫ほど出来上がっているわけではありませんからね。疲労のたまり具合も我々とは違いますよ、忍人」
「・・・無理を、させていたか」
「しなくてはならない状況とはいえ、ここ最近はやたらと姫のご負担が大きい場面もありましたからね。ついつい日向に誘われてしまうのも無理はないとは思いませんか」

 暗に叱ってくれるな、と告げる柊に、眉間に皺を寄せるとふん、と鼻を鳴らす。

「三の姫はきちんと分別がついている方だ。ここで寝たのも、どうせお前と水樹がいたからだろう。いや、むしろお前が寝るように言ったのか」
「お疲れのようでしたから。けれど、仕方ありませんね。会議をすっぽかしては我が姫に叱られてしまいます」

 いや、叱る前に三の姫のことだから非常に申し訳なく思うだろう。容易く眉尻を下げて謝罪する姿が想像できて、その姿は見ている側としても心苦しかった。柊もそれをわかっているだろうから、寝ている姫を起こすことを選んだのだろう。自分が叱られるだけならば甘んじて受けるような男だからな、こいつは。
 でなければ、これほど穏やかに寝入る三の姫を起こすなど、この男がするはずもない。正直に言って、こちらとしても滅多に他者に素を見せない三の姫の安眠を妨げることはしたくはない。けれども仕方のない状況ということもあり、俺は溜息を吐くと踵を返した。

「おや、何処に行くんですか忍人」
「先に戻っている。俺がここにいては起きた後三の姫が居た堪れないだろう」
「それもそうですね」

 片眉をあげ、意味深に口元に笑みを浮かべる柊は、昔馴染みとはいえ非常に胡散臭い。こいつの胡散臭さは一体どういったことなのか・・・。何故よりにもよってこいつが三の姫の従者などに選ばれてしまったのか。過去のことを思い返すも腹立たしいことながら、しかしこれ以上の適任もいなかっただろうという思考も頭を掠める。むっとしながらも、最後にじろりと柊を睨みつけた。

「サボればどうなるか、わかっているだろうな」
「信用がないですねぇ。大丈夫ですよ忍人。我が姫を送り届ければ必ず行きますから」

 それまで適当に進めておいてください、と朗らかに笑う男に、はぁ、とまた大きな溜息を一つ吐く。
 お前がいないから始まらないんだ、と吐き捨てれば、柊はそれは申し訳ありません、とちっとも謝罪の意が感じられない空々しい文句を綴るのだ。
 ああ全く、本当に、どこをとっても忌々しい男この上ない!



逆転パラレルと微コラボ

傍観主で逆転パラレル天女編とか・・・いやどんな話だよvってことになるよねー。
概要説明するとニソタマ年齢逆転パラレルで、天女様傍観ってやつです。現一年生が六年生で、現六年生が一年生で、その状態で逆ハー主がトリップしてきて、逆ハー主的に予想とちゃうし!みたいなことになってるけど成長一年もカッコイイ!とかきゃぁきゃぁしているのを、水鏡主がまったり眺めてるってお話です。基本傍観ネタと何も変わらないけど、しいていうなら傍観主の巻き込まれフラグが立ちやすいということ。
ていうか私、多分成長一年で傍観ネタがしてみたいんだと思う。ねぇそれなんてマイナー?
まぁほら、下級生な上級生の憧れのおねーさんが傍観主とか可愛いなぁという気持ちも無きにしもあらずですが、ぶっちゃけ傍観主はさほどニソタマのほうと関わりがなかったりします。
いや下級生時代は勿論あるんですけど上級生になるにつれて共通授業というものが少なくなっていって、結果的に距離が出来る。
それでも仲良しであることには違いはないけれど、別にニソタマサイドに入り浸ることもなく適度な距離感っていうの?そもそもくのたまとニソタマって垣根があるわけだし、基本その領域にお互い不可侵なわけなのだから、その距離感を破るのはこう、なんか反感とか買いそうだよね。まぁ傍観主唯一の六年くのたまになっちゃうので多分反感も何もなさそうですが。ていうかくのたまが「先輩はニソタマにやらねぇ!!」とばかりに壁になってればいいと思います。多分下級生と傍観主の接点は少ないというかほぼない状態だと思う。
だからこう、話だけ聞いてたりとか遠目に見たことがあるとかそれぐらいだったりするんですよ。
上級生は見知ってるけど下級生はよく知らない。そんなちょっと幻扱いうけかねない傍観主。六年なのに無害なくのたまであり多分憧れのおねーさんポジション。本人そんなのシラネ!って感じ。
まぁそんな状態で逆ハー主が振ってきて下級生とかモブがきゃぁきゃぁ言い始めて上級生も一部きゃあきゃあいうんだけれども、傍観主は傍観するだけなんで。でも上級生だからなんかちょっと危ない方向に行きそうな後輩を止めるよ!道徳忘れちゃだめ!とばかりに内心必死で止めるよ!表面取り繕ってるよ!
影で苦労しながらい組っ子と無自覚ラブラブ繰り広げるから逆ハー主に逆恨み受けるよ!そんな逆ハー主はい組っ子にうざがられるよ!傍観主はその只中で「巻き込まないでくれませんか・・・?」とめっそりするよ!それか事態に気づいていないよ!渦中なんてそんなまさか!と思ってるよ!


おまけに跳躍主がいたら跳躍主が傍観主の後輩になっちゃうとか美味しいなって思ったことは秘密だよ!跳躍主に生温く「大変だな・・・」とか思われてるかもしれないね!でも跳躍主もきっと巻き込まれてると思うよ!逆転パラレルだから四年生か、跳躍主。きっと跳躍主もまごへとかに優遇されてるから逆ハー主になにあの子!とか思われてるんだよ!跳躍主はうぜー関わりたくねぇとか思ってるのに友人たちに巻き込まれて嫌々接触してるんだよ!その時の態度で逆ハー主に「この子なんなの。キャラじゃないの?」とか思われるんだ!
むしろ逆ハー主が腐女子でドリーマーなら傍観夢のこと知ってて跳躍主のことを傍観主だと思いこむかもしれないね。そういう態度取っちゃうから。傍観主は忍玉サイドにそんなにいないから、多分接触が跳躍主よりも遅そう。あっても最初はそもそも逆ハー主からアウトオブ眼中の状態。ニソタマ知ってる子ならば、モブに興味はきっと無意識だろうといい子だろうとイタイ子だろうとないと思うんだ。
そういうモブの扱いで最初は傍観主接触というか遭遇するんだよ。跳躍主はモブなんだけど、有名所のキャラと一緒にまず接触しちゃうから認識されちゃうんだ!この子が傍観主か!みたいな。間違ってないけど、もう一人傍観してる子いますよ逆ハー主!
・・・あれこれ跳躍主の方が不憫なことになりそうだな・・・。


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