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要項の部分にごちゃっと追加したりちょびっと省いたり、まぁちょっと変わったといえば変わりましたが基本的に何にも変わってないので目を通しても通さなくてもどっちでもいいです。
ていうか正直基本あそこに目を通す人はあんまりいないと思うし。書いてることつまらんしね?大事なことだけれども、それは皆様すでにわかってて耳タコ状態でしょうし。
管理人側としても、半ば義務みたいな形で置いてるからなー。防波堤というか、書いてなくて文句言われるよりも目を通してないのが悪いんでしょ!みたいなワンクッションがね。必要なのよね。
運営者と閲覧者を守るために必要なことが、注意事項ってやつでさぁ。
ところであ/ー/ら/ー/し/ー/でまおーの主題歌があるじゃない?曲タイトルは・・・忘れたな。まぁとりあえずドラマ主題歌の歌。あれがね、なんかね、遙か4っぽいなぁと思った。自分が思うだけだけど、なんか歌詞になんかそれっぽいなぁという部分がチラホラ。百合とか。
なのでOPっぽく脳内で4の映像を流してみたりする私でした。形にできればいいんだけど、全く表現できないので脳内映像で終わる。動画作れる人すげぇ本当。そしてその映像にいかに傍観主を混ぜてアニメOPっぽくできるかを考える自分はなんなんだ一体・・・。
誰か絵コンテだけでもきって見せてくれないか。傍観主はメインじゃなくてなんかこう、チラ見せ程度の存在感でいいんだが。
あとは4だとわーるどいずまいんも映像化して脳内で流して見てる。お姫様ーな夢主はしかしツンデレお姫様じゃないっていうかむしろ周囲が傍観主に望むことみたいになってしまった。
まず最初の冒頭で柊が出張り夢主がドン引いてみたいな出だしから始まってた。
世界で一番お姫様。そういう扱い、心得てます!
(いやー心得なくていいんだよっていうかなんだこの絵は。ツンデレとかやんねぇよ?!)
その1!いつもと違う髪形に気がつくこと。
(気づきすぎてというかむしろ髪形整えてるのお前だ柊)
その2!ちゃんと靴までみること!いいね?
(足ガン見られると怖いんですけど・・・見るなら姉さんとこいっといで。)
その3!私の言葉には三つの言葉で返事すること!
(柊ー?)(はい 我が 姫(イエスマイプリンセス))(三つの言葉・・・?)
のような感じで脳内映像流れています。基本的に夢主視点じゃなくて周囲の視点での映像になっておりますね。
欠点?可愛いの~の歌詞部分だと柊さんと水樹さんがつらつらと語っています。
「欠点?どこに欠点があるというのです?我が姫がとてもお可愛らしく聡明でお優しく~」
「ほう、文句があると?いえると思っているのか畜生の分際で~」
「二人ともやめてください」
うん。脳内映像だけでとても楽しいことになっています。とりあえずオチを攫うのは誰でしょうね。
今日の更新
◎落/乱夢 漢字一文字連想編【陽】「たいようのにおい」アップ。
お隣さんちの女の子はそれはそれは可愛らしい女の子だった。
さらさらの亜麻色の髪に大きくぱっちりとした目に桜色のぷっくりと小さな唇と、女の子にしてはやや太めの眉毛はけれど美少女を凛々しく、どこか勝気そうにも見せていて、別に何かを損なうどころかむしろプラスに働いていた。
声は高く澄んでいて、ちょっと言い回しが高飛車というか、やや上から目線ではあったが、容姿と彼女の家を考えれば仕方のないことだ。彼女の家はお金持ち、まぁ所謂お武家様の家柄であって、町民やら農民とはやっぱり家柄が違うので彼女の仕草口調などなど、極当たり前であり無自覚なことだろう。
だからなのか、彼女には友達と呼べるような間柄の子が少ない。それは多分にプライドの高い彼女の性格も原因であろうし、彼女の家柄、つまりは身分というものも関係しているのだろう。
自分たちとは違う世界の人間だと、遠巻きにしている子供はたくさんいる。まぁ、彼女は容姿も整っているので、そういう点でもちょっと近寄りがたいのかもしれない。赤い布地に菊花の咲いた着物は、少なくとも他の子のように外で駆け回って遊ぶような代物ではない。正直汚れたらどれだけお金がかかるか・・・思わず頭の中でパチパチとそろばんを弾くが、女の子らしくおしゃべりが好きなのかよく回る口を閉ざして、むぅ、とばかりに少女は唇を尖らせた。
「透子!私の話を聞いてるのか?」
「あー、ごめん滝ちゃん。聞いてなかった。えーと、剣のお稽古で一番になったんだっけ?」
「それはもう終わった。今は生け花から感じる私の美的センスの素晴らしさを話していたんだ!」
「あぁ、生け花。いいねぇお花。今度見せてよ、滝ちゃんの自慢の生け花」
「ふふん。勿論だ。私の溢れるセンスから生み出される前衛的且つ洗練されたあの花の素晴らしさに透子も感動すること間違いない」
「言うねー。まぁ私良し悪しなんてよくわからないけど」
「それでも私の花の素晴らしさはわかる!なんていったって私が!この私が生けたのだからな!」
そういってまだ乏しい胸を逸らしてうっとりと酔ったように笑う滝ちゃんに、家柄とかいう前にこの性格がダメなのかもしれん、と認識を改めてみる。いや、慣れればどうってことないっていうか微笑ましいというか、むしろ面白いというか・・・あんまり気にならなくなると思うんだけど・・・。まぁこれは精神年齢も関係してるか、と思いなおして滝ちゃんのちょっと崩れた簪に手を伸ばした。
「滝ちゃん、簪崩れてるよ」
「え?あぁ、ありがとう透子」
「どういたしまして。さて、滝ちゃんそろそろ小川にいかんかね。このままだと日が暮れちゃうよ」
「ん?もうそんな時間か。仕方ない、道中もこの私の素晴らしい才能について話してやろう!」
「なら、この前滝ちゃんが話してた本の内容が知りたいなぁ。滝ちゃんの持ってる本面白いよねー」
「わかった。今度もって来る。ふふ、なら透子が読んだ後は感想の言い合いだぞ」
「いいよ。楽しそうだね」
「あぁ、楽しそうだ」
そういって、にっこりと笑う滝ちゃんは、口調はいささか男前だったけれども、それはそれは可愛い笑顔なのだった。
灰.男でも傍観は成り立つのだろうかと漠然と考えた結果、そもそも教団に寄り付かないので傍観のしようがないことに気がついた。本末転倒。
いやだって、トリップ主は基本なんだかんだと教団にお世話になるわけで、おまけにエクソシストになるのがほとんどなわけで、そうなるとマリアン先生と行動を共にしている傍観主はトリップ主の存在など知らないわけで。
傍観が成り立たない・・。とりあえずトリップ主はティーンズによる逆ハー状態になっているわけで、多分神田とかとよく絡むんだろうなぁとか思うのですが、それでこうアレンとかラビとかともたくさん絡んだり守ってもらったり守ったり一緒に戦ったり色々するわけで。リナリーともお友達になるわけで、ともすれば黒リナリーが出現するかもしれなかったりして。そんな教団ライフを過ごすトリップ主とは裏腹に極々普通の主婦業をこなしながら借金返済と借金取りからの逃亡に死力を尽くす傍観主がいるわけで。
方や王道で片や横道それ気味なのほほんライフ。絡むとしたら箱舟編以降になるんでしょうね。
ふむ、そうなるとマリアン先生もトリップ主に興味を持ったりするわけで、トリップ主のお相手候補にマリアン先生も加えたら傍観主はそれを眺めることになるんだなぁ。
まぁ、でも、基本傍観主がマリアン先生及びアレンに抱くのは親愛という名の愛であるので、たとえ周りがトリップ主に夢中でも多分微笑ましく眺めているだけだと思うんだ。
マリアン先生に依存はしているけれども、それはヤンデレになるような依存形態ではなく、支えに近いものであって、支えが自分中心である必要はないと思ってそう。自分が支えにしているだけであって、マリアン先生事態にそれを強要することはなく、たとえマリアン先生及びアレンに本気の恋人ができようと特に問題視はしない。
だって傍観主は彼らの恋人ではないしそういう感情を持っているわけではないし、ただ家族のように、そして家族よりも少しばかり精神的に寄りかかっている部分があるだけで、だからきっと、傍観主は生温く見守りながら「これメイン神田なんだろうか、アレンなんだろうか、ラビなんだろうか・・・大穴元帥?いやノアということも。どっちみちどえらい目に会うんだろうなぁあの子。大変だなぁ、イノセンスに取り付かれるとか災難だなぁ。戦うとか怖いだろうなぁ、可哀想だなぁ。ガンバ主人公!」とか思ってるんだろうな・・・。
観客のように眺めているんだろうなぁ。偶にアレンが傍観主の話とかするんで接触があっても当たり障りなく接するんだろうなぁ。可もなく不可もなく。そしてアレンの相談とか乗ったりしながら相変わらずマリアン先生の世話も焼いたりしながら、傍観するんだー。
マリアン先生はトリップ主に本気になるのか!?本気になったら夢主は「愛人さんたちとは縁を切るのか!?」とそこに俄然注目しそうです、あと素行どうにかならないかとか。
・・・つくづくこの傍観主は、諸々の感情と引き換えに順応性を手に入れた気がします。
ある種の無関心を作ることで、精神の安寧を図っていそう。・・・だから傍観主を大切にする人はやりきれないんですねぇ。
ほんのちょっと、包丁で指を切っただけだ。いやちょっとっていっても結構ざっくりいってるけれども、まぁでも別に指が両断されたわけでもないし、痛いけれどもちょっと深く切っちゃったなーぐらいのもので、そんな慌てるほどでもないっていうか。
あ、でもまな板に血が落ちちゃってるのは怖いかもしれない。だらだらと傷口から血が流れて、止まる様子がないのも傍から見たらあまり気持ちのよいものではないだろう。まぁ主観的にみても気持ちよくはないですが。
でも、良くあるとは言わないけどそんなに珍しいことでもないはずだ。ぼたぼた落ちる血の量は少なくはない。けれども多くもない。だから、そう、極々普通に起こりうるだけの、そんなに慌てることもないはずのただの怪我だ。
あぁでも、本人より他人が慌てるのはよくあることかもしれない。こういうのは当事者の方が事態を重く見ないし冷静であることが多いのは常だ。うん、周りが慌てるのはよくあることだ。よくある、こと、だけれど。
「さ、朔・・・?譲・・・?」
私の指先をみて、顔面蒼白になってカタカタ震える朔は一体何事なのでしょうか。そして譲もなんでそんな悲壮な顔をしているのでしょうか。顔色すごい悪いんだけど。むしろこっちがどしたん大丈夫?って聞きたいぐらい酷いんですけど。え、なにこの人たち血が苦手な部類?いやそんな戦場とかについていく人たちがそんなまさかねぇ?
「透子、血、血が・・・」
「え、あ、うん。切ったから・・・」
「は、やく、止血、止血をしないと・・・!」
「そうだね、って、や、譲!?」
呆然としていた譲が、自分の発言に我を取り戻したように目を見開いて私の腕を乱暴に掴む。おいおいそれ怪我してるほうの手だぞ!?ぐいっと引っ張られて指から流れる血がぽたぽた、と動いた拍子に床にまで落ちる。幸いにも台所の床はほぼ地面というか地面なので、地が落ちたところで問題はなさそうだがでもあんまり良い光景でもない。しかし今はそんなことに頓着している場合でもなく、私の怪我をしている腕をとった譲はやっぱり悪い顔色のまま、何かに戦くようにいて私の腕に自分のエプロンを巻きつけて、ぎゅうっと、それはそれは痛いぐらいにぎゅうっと握り締めた。圧迫止血っていう奴だろうか・・・?
「朔、早く弁慶さんを!」
「え、あ、そ、そうね、すぐに呼ぶわ・・・っ」
え、別にそんな慌てて呼びにいかんでも。むしろ鬼気迫る様子で台所を飛び出した朔、適当に治療できればいいんだが、と思っていると、相変わらず私の腕を掴んだままの譲は、口元を真一文字に引き結んで、やっぱり思わしくない顔色でじぃ、と私の布に包まれた指先を見つめていた。
「譲・・・?」
「・・・・しばらく、先輩は台所にこないでください」
「え?いや、この程度の怪我なら包丁ぐらい握れるけど、」
「いいから、絶対に、こないでください!」
「ひゃっ」
硬い声で言った譲に療養するほどの怪我ではないよ?という意味で首を傾げつつ言ったのに、それ以上に怒鳴るように声を荒げられて条件反射で首を竦めた。・・・なんで怒られたの私!?
びくっと肩を跳ねて目を丸くした私に、譲ははっと気がついたように目を見開いて、それからなんとも言えない・・・申し訳ないような、怒っているような、泣きそうな、そんな言葉に困る複雑な顔をして、軽く俯くと私の手を握り締めたまま、ぽつりと呟いた。
「すみません・・・」
「別に、いいけど・・・どうしたの?譲」
「なんでも、ないです。でも、先輩。やっぱりしばらく台所にはこないでください。指を切ったんです、動かしにくくなるはずですから」
「え、あ、・・・うん・・・・」
ここで大丈夫だというのは簡単だった。しかし、先ほどの譲の気迫といい、今のこの何かに怯えるようななんともいえない顔といい、そう口にするのはなんだか憚られ、私が納得できないながらも頷くしかできずにこくりと首を上下させる。そうすると、アカラサマにほっとしたように譲が息をついたので、なんだなぁ、とばかりに首を傾げた。
「大袈裟だよ、なんだか」
「・・・そう、ですね」
そういった譲は、眉をきゅっと寄せて、口角をあげて、細めた瞳で、私を見下ろして、微笑んだ。
その笑顔に、私はぱちりと瞬きをして、あぁ、と吐息を零した。これが、所謂【泣き笑い】というやつ、なのだろうか。
それはそれは、あまりにも悲しそうに微笑むものだから、私はそれ以上何も言えずに、ただただ譲の痛いほどの力を感じながら、ひたすら朔が弁慶さんを連れてくるのを待っていた。